こんにちは
足から健康な体づくりをサポートする
フット&アロマセラピストの宮本行子です
先日のNHK「朝イチ」(かかとの骨について)の特集で取り上げられていた
成人期扁平足の後脛骨筋機能不全症についてお話しします。
サロンでは足の計測をさせていただくので
素足の状態で足を見せていただくことが多いのですが
踵から見ると、内側に倒れ気味の方が非常に多いです。
中には、痛みを感じる方がいて通院されている場合もあります。
この症状の特徴は、まずうちくるぶし(足の内側にある大きなでっぱりの骨)に痛みを伴います。
丁度土踏まず(アーチ)を形成する重要な靭帯(後脛骨筋)が
捻挫や加齢、体重過多などで緩んでしまったり断裂してしまったりして
アーチが低下し、扁平足になる症状です。
アーチが低下して歩き方が変わり土踏まずに余分な体重がかかるので
土踏まずが疲れる、または痛くなることがあるそうです。
さらに進行すると、今度は、反対側(外くるぶし)のあたりに痛みが出るとのこと。
この症状は、後ろから見ないとわからないので
自分では気づきにくいと言われています。
自分で確かめたい場合は、
身近な方に後ろから写真を撮ってもらうのも良いかもしれません。
もし、うちくるぶしに痛みが出たり、土踏まずが痛くなったりしたら
念の為、整形外科を受診されることをお勧めします。
先日参加したシューフィッターの補習講座のテーマは
「高齢者にみられる足の問題」でした。
高齢者の場合は、今起こってる症状の他に別の病気が隠れている場合もあります。
なので、お近くの整形外科で診てもらっても症状が改善しない場合は
足の専門家がいる病院を受診されるのも良いかと思います。
もし、気になる方は、一度ご相談ください。